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鉛筆

鉛筆_a0152937_842528.jpgNHK「所さん!大変ですよ」を観ていた。最近の文房具店では鉛筆はBや2Bばかりで、HB鉛筆を見かけないようだ。現在小学校入学時には2BまたはBの鉛筆を準備するよう指導があるらしい。今では鉛筆の基本になった2B、それは子どもの筆圧低下が大きな原因で、そのため、作文、答案などが薄くて読み取りにくいらしい。正しい鉛筆の持ち方ができない子は勿論、最近増えている関節の硬い子は筆圧が弱いとされている。余談になるが、わたしら世代で2Bといえば「2B弾」しかない。危険かつ恐ろしい玩具花火だった。早速Ryoに何の鉛筆を使っていたか聞いてみた。低学年はB、高学年になったらHにしたとのこと。理由は「濃い鉛筆は手が汚れるから」だと。神経質にありがちな答えが返ってきた。鉛筆_a0152937_6354776.jpg鉛筆に興味を持って調べてみた。Hはhard、Bはblack、Fはfirmの意味だと初めて知った。昔は緑か濃紺の安っぽい鉛筆が主だった。短くなっても使えるキャップもあった。先をなめる大人がいた。かじって歯型がついた鉛筆もあった。消しにくい消しゴム付きもあった。わたしは2HやFを使い、他人と違うとイキがっていた。高学年になると1本100円もする高級鉛筆が流行った。明らかに書き味が違った。主に「Hi-uni」を使う同級生が多かったが、粋なわたしは少ない小遣いから意を決して「MONO 100」を買い、みんなに見せびらかすだけでほとんど使わなかった
by endoclinic | 2015-05-14 23:30 | グッズ