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贔屓・忖度・特別扱い

贔屓・忖度・特別扱い_a0152937_1564239.jpg一昨日の理事会前に、月曜日に救命救急に入院した患者さんの見舞いに行こうと医事課課長補佐に電話すると、直ぐ救命センターに連絡してくれた。「いま救命救急室が立て込んでいて、明後日には一般病棟に移れるので、できればそうして欲しいと主治医は言ってますが」。問題ない。返って救命センターに行くより、一般病棟の方が面会しやすい。「後日お出になるときはわたしに一報下さい」と課長補佐に言われた。本日18時過ぎ、今から向かうと電話すると病院玄関前で立って待っていてくれた。御礼を言うと「迷っちゃいけないので…」と9階まで案内してくれた。患者さんの元気な姿を見て安心していると、病棟主治医が来てくれた。課長補佐が呼び出したんだろう。病状を聞き、しばし患者さんと話し、帰ろうとしたら、課長補佐がロビーで待っていてくれた。「こう言っちゃなんですけど…忖度は大切なんですよ。今の若い先生は…」と吐露していた。「ぼくも大学の頃はね」と懺悔した。「贔屓」は大きな組織から身を引き、個人経営となって数年を経ないと判らない
by endoclinic | 2019-07-25 22:00 | オン